整備済み顕微鏡の買取

目次

• ・「整備済み」が高く評価されるために大切なこと
• ・査定額が上がりやすい情報と、付属品のまとめ方
• ・当社の査定の考え方と、売却までの流れ

「整備済み」が高く評価されるために大切なこと

整備済みの顕微鏡は、「動きや見え方が安定しているはず」と期待されやすい一方で、購入する側は「どこまで整備されているのか」を気にします。
見た目がきれいでも、たとえば次のような不具合は写真だけでは判断しづらいからです。

・レンズ内部にカビ・曇りがある
・ピント合わせのつまみ（粗動・微動）がゆるい／重い
・ステージがスムーズに動かない
・照明がちらつく

そのため、単に「整備済みです」と書くだけでは、思ったほど評価されないことがあります。
反対に、整備内容を分かりやすく示せれば、少し古い型式でも価値が上がる可能性があります。
売却時は、第三者が見ても納得できる情報をそろえることが重要です。

査定額が上がりやすい情報と、付属品のまとめ方

高く買い取られやすくするコツは、整備の「証拠になる情報」を用意することです。
たとえば、以下のような情報がそろっていると、査定が安定しやすくなります。

・点検表
・作業メモ
・交換した部品の内容
・整備した日
・誰が整備したか（整備業者など）

また、動作確認は「動きます」だけでなく、できるだけ具体的に書くのが大切です。
例としては次のとおりです。

・倍率ごとの見え方
・照明の明るさ・ちらつきの有無
・ピント合わせ（粗動・微動）の動き
・絞りの動き
・ステージの移動
・カメラ出力がある場合：映像が出るかどうか

校正証明や測定結果などの書類が付く機種であれば、信頼性が高いと見られやすく、プラス評価につながりやすくなります。

付属品も査定に大きく影響します。
以下がそろっているほど、再販売しやすくなるため評価が上がりやすくなります。

・対物レンズ一式／接眼レンズ
・照明ユニット／電源
・カメラアダプタ
・説明書
・専用ケース
・予備ヒューズ など

なお、「整備済み」は清掃のみの場合と、調整や部品交換まで行った場合で意味が変わります。
実際に行った内容を、漏れなく・盛りすぎずに記載することが、トラブル防止にもつながります。

当社の査定の考え方と、売却までの流れ

当社では、整備済み顕微鏡を、種類（生物用・金属用・偏光・実体など）や用途（研究・授業・検査・工場など）に合わせて総合的に査定します。

具体的には、次の点を確認し、整備の価値がきちんと反映されるよう判断します。

・見え方（光学の状態）
・動き（機構の消耗）
・整備履歴
・付属品のそろい具合
・保管状況

事前に、以下を教えていただけると査定精度が上がり、確認のやり取りも少なくできます。

・型式
・製造番号
・整備内容の短いまとめ
・レンズの表記
・気になる点（あれば）

また、配送中の破損は価値を大きく下げてしまうため、梱包や発送が不安な場合は、安全に送るための方法もご案内します。
整備した分の価値をきちんと見てほしい方は、整備済み顕微鏡をぜひ当社にお売りください。

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